クリorトゲクリ

そろそろ旬を迎えるクリガニ&トゲクリガニって何処の地方でも食べられてるのかな。
昨日はスーパーで脚を広げたら40cmオーバーの【クリガニ】って札を付けた地物が１杯99円だった。
毛蟹に似ているけどとてもお安いのが魅力なんだけど、それにしても安いよな。
魚屋さんが言うには
「これ、出汁用だからね」
って事でそれが安さの秘密か。
大きいし持ったら重たいし【出汁用】と【そうでない用】がどう違うのかは分からんけど内気だからそれ以上は尋ねなかった。
既に絶命している事も何か関わっているのかもね。

さて魚屋さんの言う事を信じ、最終的にはお味噌汁になる事を想定して一先ず茹でる。
先日のウニを捌いた時と同じ濃度(1Lの水に塩大匙2)の塩水で茹でるんだけど、この辺でよく見掛けるのはクリガニじゃなくてトゲクリガニって札が付いてる事が多いので気になって観察を始めた。からの２段詰み。

「俺を！踏み台にした」

検索してみるとね、別の蟹だけど食用では特に区別はしない。
しないけど見分ける方法は有るって・・・気になるじゃないの見分け方。
観察している内にお湯が沸いたので蟹を投下。

お湯に浸かると直ぐに赤く色付いてくクリガニちゃん。
４つの額角のサイズがほぼ同じなのがクリガニ。
真ん中の２つがやや小さいのがトゲクリガニ。

ぅうーーーーん・・・
分かんね。
産地によって見分ける事が出来ます。クリガニは北海道から北の方。トゲクリガニは・・・
あ、やっぱこれトゲクリガニじゃね？
魚屋さんマジックのインクを節約したのかも。てか深い意味は無いんだろうな。
クリガニでもトゲクリガニでも、茹で上がった蟹の脚を出汁として使う前に食べたら充分美味しかった。
肩肉はスカスカだったけどね。
メークインと一緒にお味噌汁にしたらスカスカの肩からもたっぷりと良いお出汁が出たよ。

昨日は地物の巨大なホッキ貝も１個75円と破格だった。

美味しい地物飯御馳走様。

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