みかん鯛のアラで１品。

鯛のアラって何処の地域でも同じ売り方なんだろうか。
梨割にした頭、大抵それが対で１匹分と、その下にアラが敷かれてるのね。
昨日はこんな大きい鯛の頭が４枚と

それ相当のアラが山盛りで2kg位かなぁ、198円だったから思わず籠に入れてレジへ。
「これ、どうやって食べるんです？」
レジのお姉さんが我に問う。
お姉さん曰く
「さっき休憩中に見掛けて、どう食べて良いのか分からなくて気になっていたんです」
だよねぇ。
「頭は焼いて、余ったのは昆布と出汁を取ってお豆腐と食べたりラーメンスープにしたり、雑炊がサイコーです」
昨日、今朝と頭を塩焼きにしたら、柑橘系の爽やかな香りが利いていて生臭みゼロ。物凄く美味しいの。
頭は残り後１枚。これはまた後で何とかしよう。

ニンニクと胡椒で下味の付いたイベリコ豚を炒めたフライパンに残った油を洗おうとして手を止める。「この油でアラを焼いてみたらどうか？」

これ、見た目はアレだけどめっちゃ美味しいわ。
まるでレモンを搾ったかのような香り。
ニンニクと塩胡椒だけのシンプルな味付けだけど何とも言えない深い味わい。
今すぐ食べさせたいなぁ～・・・誰にって、ここ読んだ全ての人。
みかん鯛を養殖してくれた漁師さん。
「ありがとう！この味サイコーです！」

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