イバラの道

つい先日、石拾いに行った山奥(と思い込んでいる)で余りの人気の無さにゾッとして帰った小川のポイントは、そのまんま突っ切ると時々訪問する蕎麦屋の真ん前に出るって事に地図を拡大したら気が付いちゃった。
山奥だけど山奥へと続く道じゃなかった。

ってなわけで今日はとろろ蕎麦を食べて蕎麦屋側から石拾いポイントへと向かってみた。
紅葉の始まった山葡萄の蔓を見上げたら

有るんだよたくさん。
拡大してみるか。

こんなにたくさん成ってるのに届かないのよ。携帯の高枝切り鋏を使っても無理そうだから諦めて進むと

また。
山葡萄の蔓はあちこちに有るけど、その殆どが実の成らない物だから葡萄が成ってるのは貴重なんだよね。
ガードレールを跨いで藪に入ったけど、ダメだ。
下草、主にバラが凄いの。
傷だらけになっちゃう。
携帯の鋸で払うのは簡単だけど好きじゃないんだよ山を荒らすの。
目の前に有るんだけどなぁ・・・バラに阻まれ恨めしや。
で、夜になってから描いたのが

野バラ。

こっちは途中経過。

逆から入ってみた道はどうだったか？というと。
これがもう、声が出る位簡単に石拾いポイントに辿り着いた。
山奥だけど山奥じゃない。
山奥だと思った道を少し走ればもう稲刈りの終わった里だったんだな。
前回とは違う岸に下りて

小さな結晶がギュッと詰まった拳位の石英を持ち帰った。
石英は半透明で所々キラキラ美しい。

好奇心で割ってみたりね。
何やかんやで楽しい山道だった。山葡萄、惜しかったな。

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