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出会って別れる海辺

久々に海辺へ貝を拾いにいつもの浜辺に。
無題3852
なんか、前に来ていた頃と様相が違う感じ。
海藻は前は殆ど無かったし、大きくて白い貝殻がガラガラと増えた。
黒い柴犬を連れた海辺の先輩が
「運んでくる潮が違うのよ(^_^)」
って優しい笑顔。

お陰様でナミマガシワが結構採れた。
それと、ちょっと珍しい出会いも有ったので忘れないように書いとこう。(暈してるから朧気な記録過ぎてワケわかんないと思う)
初めて浜で会った男性の探し物を求めて、初めて浜で見掛けた女性に2人で話し掛けたら、各々何となくここに来たのではなく、3人共にバラバラな探し物をしている事で話が盛り上がる。
3人の共通点は、石。
美しい石が好きって事だけで30分近くもう薄暗くなった浜で立ち話よ。
散々好きな物についてそれぞれが話し頷いて。
そして最後はお互いの名前も連絡先も交換しないでハイ、解散。
正に一期一会。
「こんなこと、なかなか無いよね」
って笑ってサヨウナラ。

珍しい収穫は
無題3848_20200909235757
この、中央左寄りの縦長の巻貝ね。
名前は未だ調べてない。
これもこの浜で拾ったのは初めてなんだけど
「あ、コレは○▲だとたくさん落ちてるよ」
ってな情報も教えて貰えてラッキー。
普段は独りで黙々と拾ってるからね、たまにはこういう出会いが有っても良いんじゃね?

そう言えば黒い柴犬がね。
やたらと私に掴まり立ちしてガウガウ張り切る。
「普段は人見知りなのよ。こんなに人にくっつくのは珍しいの。」
浜の先輩はそう笑いながら
「大丈夫?大丈夫?」
ってみみず腫だらけになった私の腕を心配してくれた。
大丈夫だよ。ノープロブレム。みみず腫は翌日にはすっかり消えたしな。
無題3853_20200910113026
その後も可愛いポメちゃんを抱っこしたご婦人に挨拶されたっけ。
なんでかな、知らない人と次々話す特別な日だった。




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