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サギソウ【鷺草】

あいうえお順難読漢字の植物が遂にサ行に突入。
牛蒡と蒟蒻を前に練習しちゃったのでビョンと飛んだ。
サ行の最初はサギソウ【鷺草】ね。
サギソウはラン科サギソウ属。
ランには一瞬見えなかったけど、そう言われればランぽいね。
○○ぽいからサギソウって名前がついてるわけで、サギソウは鳥の鷺っぽいんだな。
白鷺が優雅に翼を広げて翔んでる様子ですっていうのが、本当にドンピシャでね。
一時は鶴に見立てた名前がついてたってのも納得だわ。本当に美しいんだな。
天然物は殆ど無くて、絶滅危惧種ってのが寂しいけど、どうにか絶やさずに美しい花を後世に遺して欲しいと思う。

鳥の鷺と言えば、私の生まれ故郷は相当な田舎だから、その辺の田んぼや川には当たり前のように鷺がいて、美しさに惹かれて近寄ると飛んでしまう。
何とかその姿を写したくて、焦点距離600mmの望遠レンズを買った。たったそれだけの為に買い求めた望遠レンズを覗くと、鷺の顔は優雅というよりシッカリとした恐竜顔だった(*_*)。いかつい。

それでは先ず、どうやっても縦長になってしまう漢字の方から
無題3475_20200613225346
スマホで〈鷺〉って打つとちゃんと正方形に収まってるのに書くとどうしても縦長よ。途中で諦めた。
「良いのよ、これはそういう字なの」

無題3474_20200613171516
サギソウのイラストを夜にしたのは、調べてみたら鷺草の中には芳香が有る品種が有ること。
その芳香は日中より夜に強くなることを知ったからなんだな。
絵に出来ない香りを暗闇に漂うキラキラした靄のように表現してみた。
サギソウは受粉するためにスズメガっていう蛾の力を借りるんだって。
緑の細い葉っぱみたいなのが花からヒョロッと伸びてるのを絵の中に見付けて貰えるだろうか?
それが〈距〉っていうパーツで、その長さに見合った口吻を持つ蛾が蜜を吸いに来る事で受粉するんだとか。勿論風でもするだろうけど。
で、こういう蛾に受粉を手助けしてもらう花はサギソウだけじゃないんだけど、大抵当てはまる特徴として
・白い花を夜も咲かせる
・芳香
っていうのが有るらしい。
「蛾による花粉媒介の送粉シンドローム」って説明されてた。
おぉ、まさにサギソウがそのものじゃないかっ!って納得して、先に描いたイラストに
無題3474_20200613224348
スズメガキューピッドを足してみたりね。

最後は花言葉
「夢でもあなたを想う」
夢でも想うって事はよ、起きてる間なんかは相当に、そりゃもう四六時中想ってるんだろうなぁ・・・




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