例えどんなサヨナラでも

「もう使わないから」
ってwiiとソフトを友達から頂いたのは今年の夏の事で。それ以来私自身はやってないけど私の家族は〈街にいこうよどうぶつの森〉をやってるんだな。
で、住人は時々入れ換わるわけだけど、最初の頃に比べて近頃は引っ越ししますと言われるとやたらと寂しいのよ。
私はやってないから直接住人と会話した事も無いし手紙も貰った事は無いし、よく分からない物々交換やらで押し売りみたいな事をされた経験も無い。
なのに、今はトミちゃんが引っ越してくってのが寂しくて仕方無いのよ。

トミちゃんが引っ越す理由は家庭の問題とからしくて、金銭的な事ならと10万ベルを贈り、家具を送り手紙を書いて家族の「引き留め作戦」を見守るここ数日の私。
住人が出掛けてる間はその家に入れないけど、在宅なら入れるって事で時々トミちゃんの家を訪問しては、引っ越しの準備が未だされていない事に安堵するわけ。
どんなに引き留めても、段ボール箱が積まれていたらもう手遅れなんだって？
「あぁ、未だだ。良かった。」
全然自分の知り合いじゃないんだけどさ、人がいなくなるって寂しいじゃないの。
SNSをやってても出会いだけじゃなく、挨拶ありやフェードアウトでいつの間にか回りの人は大分入れ換わった。良い出会いだったら、末永く大事にして行きたいなぁと、テレビの中の動物相手に想う日曜の夜。

緑碧堂ではお世話になりました。こちらで引き続き宜しくお願い致します。

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例えどんなサヨナラでも

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