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散歩の拾い物スケッチ

無題3235_20200423003704
結局水曜日も朝から降ったり止んだりを繰り返した。
昨日を上回る強風に桜は無事か気になるじゃないの。
川岸の遊歩道を夕方歩いてみた。
歩いている間にも眩しい西陽を浴びた雨粒がキラキラ光って、とても美しいんだな。
無題3235_20200423003735
こんな満開の遊歩道でも歩いている人は疎ら。
勿体無いけど仕方無いよね。たくさん歩いていたら自分も引き返すだろうし。
無題3235-1
咲き始めたムスカリを見付けたり、房ごと落ちた桜をあちこちで拾って
無題3235_20200423004447
少しばかりの運動は終了。

無題3235_20200423003402
凄く小さい器に挿してみた。
花瓶って言われて想像する平均的なサイズの半分位しか高さも無いのでこうして桜を活けると絵にするのは難しくなる。
多分、普通のサイズの花瓶に活けた大きい花に見えちゃうから桜って言うとおかしくなるんだよ。
絵って、観る人の記憶に大分引っ張られるので「それらしく見える器にそれらしく見えるように」モチーフを用意するっていうのが、それらしく描き上げるコツだったりする、と私は考えている。
無題3235_20200423003603
だから、これを絵にするかは未定。桜に見せられる自信ないもの。

さて寝るかって思った時に散歩の途中で大輪の椿を拾ったことを思い出した。
無題3236_20200423012147
大分傷んでるから、描いちゃわないといけないよね。
無題3237_20200423020102
marumanのペラペラパルプ紙にザッと塗ったところ。
無題3237_20200423015947
乾くとこんだけ色が薄くなる。
ここから描き込みをちょっとだけ、やり過ぎないようにしてくんだけど。
傷んで黒ずんだ所を何処までリアルに描くか迷った。
美しい方がそりゃ良いのだけど、散って拾った思い出だから汚くて良いような気がする。
無題3237_20200423015855
迷ったのは、それは良いとして。そんな心配は全く必要がなかった。
美しく描こうとしても、リアルに黒く描こうとしても、どのみち繊細さに欠ける混色の下手な私の絵は、汚い。




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