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カラスウリ【烏瓜・唐朱瓜】

先週、嵐の日に自宅にいたら壁の向こうからゴツンゴツンと音かしてしたんだな。
一瞬ドキリとするけど、これ去年も聞いた。
壁に這ってるカラスウリが実をつけたのが風で揺れてる音なんだよ。
2階で誰かがドリブルでもしているように感じるから怖い。
今年は夏場の果物が全滅みたいに成が悪かったからカラスウリも葉っぱばかりで実は無いと思い込んでたけど、甘かった。

何が甘かったのか。
私は外に出てみて激しく後悔する事に。
真っ赤なカラスウリを滲みを多用して美しく描いた絵に憧れていたので、昨年自宅にカラスウリが生えた時は嬉しくてつい、放置の伸び放題にして結実を待ってしまった。
だけどね、赤くならずに終わっちゃったんだな。
小振りな実が幾つかついてたっけ。

そんで、先週の嵐の日に壁にぶつかるカラスウリをなんとかしようとして家の裏手に回ってね。
葉っぱがいっぱいに生い茂ってるからちゃんと見てなくてこれまで気付かなかった。カラスウリ、一年草じゃないのね、多年草、てか樹じゃないのコレ。
縁の下に根っこを張ってるのよ。蔓じゃなくて細目の樹木。
あぁ、なんで勝手に一年草だと思ってたんだろ。
なんで昨年生えてきた時に抜かなかったんだろ。
取り敢えず、根本に近いところから鋸で切って、手の届く実を幾つかスケッチ用に採って。
2階の天辺まで伸びてる蔓は引っ張っても取れない。
強く引っ張ってカメムシなんかが落ちてきたら恐いからやれない。
スケッチしよ、スケッチしようと思いつつ放置していたら、実は萎びてきたし葉っぱも蔓もカラカラだよ。
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夕べ、日付も変わってからようやくスケッチ。
部屋電で味気無いな。

眠れずに気になってカラスウリについて少し調べた。
漢字は【烏瓜】だけかと思ってたら、【唐朱瓜】って書き方も有る。
中国で朱墨を作る原料に似てるってのが由来らしい。
カラスウリの葉っぱは表面に毛が生えている。
「何?そんなの生えてない、ツルツルしてるぜ!」
ってなった。
我が家に根を張ってたのはキカラスウリだったんだ。
【黄烏瓜】。
まぁ、漢字の見た目の通りよ。
赤くならないの。
どんなに待っても。
知らなかった。
カラスウリとの見分け方が葉っぱの毛だったとは。
なんでもっと早く調べなかったのかね。
食べられないと思っていたカラスウリ、キカラスウリの方は甘味が有って食べられるんだと。
知らなかった。
なんでもっと早く調べなかったのかね。
萎々のカラカラじゃないですか。
ここまでは、今朝方眠れない頭で調べた。
今ここに記録しようとして、もう一度検索して知った。
キカラスウリの実にはカボチャミバエの幼虫が・・・
切らなくて良かった。
食べられると知って切らずに良かった。
カボチャに入ってるピョンピョン跳ねるあの幼虫のことだろな。
あれ、恐いから、無理。

カラスウリ、別名はタマズサ【玉章】。
知らないことがまだまだ山程有る。

※難読漢字では無いけど他に場所も無いのでカテゴリーは難読漢字で。




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