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イヌガヤ【犬榧】

あいうえお順の難読植物ね、次はイヌガヤ。
イヌガヤって読んで姿が想像出来る人ってどの位かな。
私は今回ブログの為に調べて
「あーーー!アレかっ!」
ってなった派。
そう、アレなんだよ。
数年前野山を駆け回っている時(大人ですよ既に)に、林道の脇の低木が見た目イチイなんだけど玉のような緑色の美しい実を着けていてね、思わず、食べた(既に大人でしたけど)。
とんでもなく不味くてペッ!のアレだったんだよイヌガヤ。
無題3006-1作り物のクリスマスツリーのように描いてみたイヌガヤ
さて調べた結果、果皮は甘味が有って特別美味しくは無いが食べられるって書いてたな。
※熟してからの話だよね、何で緑色のを口にしたのか。
一方で、核が苦いから種は食べられないって書いてある。思い切り噛み砕かなかったのが救いか。
で、油が採れるのね。凝固点がマイナス5度と非常に低いので気温が低い時にも燃やすと明るい光が得られるんだそうな。
へぇーー。
葉っぱの成分ホモハリングトニンが慢性骨髄性白血病に対する抗がん剤に使われる・・・
へぇーーーー。
勉強になるなぁ。
こういうお薬を開発する研究者さんは、いったいどんな手順でそこに辿り着いているのだろうか?ってちょっと想像した。
先に抗がん剤を作りたいが有ったのか、色々な葉っぱの収集から始まっているのか?
どちらが先にしても、分析して実験して薬にしてみて、気の遠くなるような回数の臨床試験をして、気の遠くなるような年数を費やして初めて薬になるんだろうな、大抵は。
ほっそりしていた人はその間に中年肥りになる位の。
フサフサだった人は・・・以下略。
もしかしたら費やした年数別の研究をしていたらフサフサになる薬が完成しているのかも知れないよね、とか、かなり脱線したな。
ではその漢字を。
無題3008_20200309094522
正直言って〈榧〉は初めて見たかも知れない、そんな日本人は私だよ。
書いてみると筆をマックスに太くしても〈犬〉がスッカスカでバランスが意外と難しい。
そんで、〈非〉が潰れる。
木篇と作りのバランスが取れない。
覚え方は、植物によく有る【○○に似ているけどちょっと違う種類】って時につけられる〈犬〉と。
※主役がカヤって感じかな。
〈榧〉は、初見に等しいから「木を囲まず」ってイメージで覚えた。〈非〉の意味は〈○○しない〉ではないけど、そこは自分が覚えられればノープロブレム。

この先死ぬまでの間に、犬榧という漢字をクイズ番組を視ながら颯爽と答えて見せる場面と、油についての知識をひけらかす場面と、抗がん剤のお世話になる場面と、どれか1回でも訪れるのか?
そこは分からないけど取り敢えず覚えた。犬榧。




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