シラン【紫蘭】

庭のシランがピークを過ぎてそろそろ終わってしまう。
蘭の花が好きなのに鉢植えのデンドロビウムを殺して。それ以来「蘭は無理」って諦めてたけど、このとんでもなく楽に育てられるシランのお陰で殺し屋の私も自宅で蘭を楽しむ事が出来るのだった。
３本買ったのが10年位でかなり増えた。

シランと言えば私の友達が以前繊細で美しい水彩画を見せてくれたものだから、卑屈な私は自分でシランを描くのが怖くて避けちゃってたんだな。
100万年早い的なね。
だけど今朝雨上がりの水滴を蓄えたシランを見ていたら、今日描かないと今シーズンはもう終わりかも？って気持ちが湧いてきて何本か摘んでみた。
葉っぱを切ろうとしたら片手で手折るのは無理。
繊維が強くて切ろうとすると葉っぱの根本からスッと抜ける。
干したら何か編めそうな位強い。花は繊細で弱そうな見た目なんだけどねぇ・・・。

シランって、紫蘭って書くし我が家のもオーソドックスな色なんだけど、
・アオバナシラン（青花紫蘭）
・キバナシラン（黄花紫蘭）
・シロバナシラン（白花紫蘭）
なんてのも有るんだな。
「おいおい、紫じゃないのか！」
ってツッコミ待ちの可愛い花なのね。

花は美しいし、土に隠れた根の方は白及（びゃくきゅう）と呼ばれて、止血や痛み止め、慢性胃炎に効くらしい。
ここのところずっと医療系のドラマを視ていたから薬としての効能にも興味が湧いてきた。

そんなシランを白いカップに挿してスケッチ。

花言葉、あなたを忘れない、お互いに忘れないように、変わらぬ愛、楽しい語らい、美しい姿。
忘れられないのは友人が描いた美しいシラン。
私のは、相変わらず大雑把。
今回は特にグタグダだなぁ。
もう１回チャレンジしてみるか。

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シラン【紫蘭】

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