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分水嶺
2020年05月06日
落ち込んでるとか食欲が無いとかそういう弱音的な話は、引っ越し先では極力ぼやかないようにと思ってるけど今日は本当に気分がどん底だったんだから嫌になるなぁ・・・。
色々自粛で出掛ける事も減ったので歴史物の長いドラマを一気に視ている人が家にいて、なんとなく自分も視てるんだけど。
最終回に近付くに連れて気持ちが鬱になる展開のドラマが多くてね、落ち込んでる日にその辺が差し掛かると本気で辛い。
節目節目の出来事や人の生き死にって、記録に沿って作られてるけど、その間の脚色や解釈って、もう少し視ていて心が温まる展開に出来ないものなのかね。
ずーっと1話から見守ってきた人が不幸な死を遂げて終わるドラマとかさ。
今回は主人公は死ななかったけどな。
大抵、良い仲間が出来て後半の山場に向かって大業を成し遂げ。そこまでは痛快なんだけどなぁ・・・仲間割れっていうのかな、段々と各々の道が違ってきて、悲しい離別が訪れる。
「いや、そこまでで良いよ。偉業成し遂げおめでとうで終わろう」
って思う。その後の10話位は要らないって。
時代劇でも現代劇でも、実生活でも。袂を別つっていうの?仲違いとかそういう風になるのって、どうしても止められない何か力が働いてそうなるんだろうけど、止められたら良いのにね。
心を寄せて分かり合ってた人といつの間にか上手く行かなくなる、どうしたら良いんだろうね。
長いお話だから展開はあっちに転んだりこっちに転んだり、ツッコミ所満載でイライラしたり、そんな長編時代劇にも心に留まるフレーズってのが時々出てくるんだな。
運命だとかそういうのじゃなくて、今こうなってるのは、全て自分が選んできた結果ってのとか。
花は地面に咲いているのではなく、心に咲いてるってやつとか。
足元に美しい花が咲いてても、自分に目に止める余裕がないと咲いてないのと同じってところか。
今日の自分はどうだっけか。
花に心を止める余裕は、無かったと思う。
明日は今日より、少しは変わるか。
#デジタル
#花
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